Tomohiro Tonaiさんのノート

(Web全体に公開)

2013年
11月09日
13:04

応援団フリーク必見!応援のルールとチャンスパターン

さて、これ知らぬ間にフェイスブックと共有されていて、早慶卒の友人から懐かしいと喜んでいただきました。そこで、応援団フリーク必見!第2弾ということで、応援のルールとチャンスパターンについて紹介したいと思います。応援団を持つ学校かそうでないかを見極めるポイントです。
 応援のルールに関して言えば、大きく分けて3つ「各回ごとのスタート曲」「校歌斉唱&エール交換」「チャンスパターン&得点時の曲」。この点に注目してみておくと応援団部がしっかりしている学校がわかるはずです
 まず、応援というのは毎回ごとに同じことをやっているわけではありません。高校野球の場合では、
1回は校歌とエール交換でスタート、7回は校歌または第1応援歌からスタート。9回は試合終了後、校歌とエール交換、というようにやることが決まっています(時代や地域によっても違うかもしれませんが・・・)。で、神奈川県の高校野球では、チームが守備の間は応援しては行けないということも言われてました。というのも、両校応援で大騒ぎになると野球場周辺の住民の方々からの苦情がくるからとのことです。というように応援というのもあるルールの下に動いているのです。また、2回~6回、8回~9回というのも学校ごとにどの曲からスタートするか異なっています。
例えば、応援マニュアルを作成している慶應高校の場合では、
1・9回【若き血】、2回【オール慶應の歌】、3回【三色旗の下に】、4回【我ぞ覇者】、5回 【Blue Sky KEIO】6回【目指せ栄光】
(参考:http://www.hs.keio.ac.jp/clubs/cheer/panflet/ouen-panflet...)というようになっています。慶應の場合は、エール交換時にはもちろん塾歌を斉唱します。

 さて、第2のポイントは、1回と7回、試合終了後に行われる「校歌斉唱とエール交換」。この際、応援団員は学生に対して、「ご起立お願いいたします。また、脱帽、脱サングラスをお願いします」と声をかけているはずです。これは、相手校にたいする礼儀です。相手チームがいなければ試合が出来ないのが野球。まずは、我が校の衣を正す。姿勢が重要です。僕も高校時代、この言葉を練習させられました。夏の大会、水も飲めない中だと口が渇いてあまり上手にいえなかったことを思い出します。相手校からのエールを受けるときもこの状態は続きます。

 そして、第3のポイント「チャンスパターン&得点時の曲」。野球で最大の盛り上がりは、選手が出塁⇒得点というチャンスシーン。このチャンスシーンに、各校の応援団は、独自の盛り上がり方を演出します。もしかすると、多くの方は野球の応援で一番印象に残っているところかもしれません。ただ、ここが応援団があるところとないところの差を一番明確に現す場所でもあるのです。
 選手がでたところで、ワーワー盛り上がる学生を応援団は1回整えます。応援を1回切り、これからチャンスであることを「応援歌」を使って学生にわからせます。先回紹介した慶應の応援VTRはまさにこのシーン。
慶應の場合、「ソーレ慶應」で学生を注目させて曲に入っていきます。学生全員の意識を統一してチャンスを盛り上げるようにするのです。そこから、お馴染みの「ダッシュ慶應」早稲田なら「コンバットマーチ」へとつなげていきます。これで、点が入ったら「若き血」と「紺碧の空」です。このチャンスパターンは構成は違えど、曲はほぼ同じ、最後の得点時は絶対にこの曲というように、定番を歌い続けます。時代によって少しの変化はあれ、変わらないことがあるこれによって、OBと学生をつなぎ続け、また、多くの人々の記憶にも残るようになるのです。
 ここまで、応援のルールを紹介して来ましたが、この3つの観点を知って、野球場に行ってみるとちょっと違った見え方があるかもしれません。しっかりした応援団がある応援風景。それは「応援」さえも劇場に変えてしまうということなのです。

最後に、前回紹介した早慶以外の東京六大学の「チャンスパターン」を紹介しましょう。
今回は「学生注目」や団員の拍手の仕方の違いも含めてご堪能ください。東京六大学の応援には高校野球応援の原点があります。



法政チャンスパターン



立教チャンスパターン



明治チャンスパターン



東大チャンスパターン
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